朱に塗られた柱がまぶしい。
高い天井の入り口を抜け、中に進んでいくとそこにあるのは不思議なくらいきらびやかな世界。
大きな漆塗りのテーブルで楽しそうに笑いあう人たち。
二階席では胡弓の音がやさしく響く。
みんなが楽しそうにご飯を食べるなか、わけもわからずまっすぐ行くと、やがて開けた場所には池があった。
船に乗る人もまた、杯を片手に良い具合そう。
ここはいったいどこなんだろ。

「黒川文三郎」
と呼ばれて振り返る。
見るとそこにはあたしと同じような、真っ黒な直衣をきた人たちが平伏している。
大急ぎであたしもその中に加わった。
ひとりだけ、中央にいる人が、赤い着物を着ていた。
この人は偉い人なんだろうか。

そしてわけもわからぬままに料理を運ぶ。
そんなにお客さんがいるわけでもないのになぜか大忙し。
呼び止められて振り向く。
「ディカフェのアイスコーヒーをショートで」
「お時間少々いただきますけどよろしいですか?」
と聞くと
「じゃあいいや」といわれた。
歩きながら考えたけど、そういやアイスのディカフェはすぐ出せるんだよね。
ま、いっか。
 
 
 
 
 
 
 
という、夢を見た。
誰よ黒川文三郎!

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