「義経」。
2005年9月8日みなとみらいで8日・9日とやっている「日本伝統芸能フェス」に行ってきた。
仕事で早退は無理だったんだけど、計算したら30分前くらいに着きそうだったので、思い切ってチケットを買ってみたのです。つっても買ったのは7月でつい最近まですっかり忘れてたんだけど…。
義経ブームにあやかって、という目論見に見事乗せられてしまったのね。
桜木町には一応ちゃんと予定通りついたんだけど、そこからおばあちゃんに電車の乗り方を聞かれたり、切符の買い方を聞かれたり(笑)
人が多くてちょっと迷いそうになったり。
結局時間ぎりぎりになってしまい、ウィダーインゼリーを飲んで着席。
せっかくだからおいしいものを食べようと思っていたのに…。
伝統芸能フェスというだけあって、能・狂言・落語・歌舞伎・琵琶と、まさにフェス。
能の演目が1日目は「橋弁慶」で2日目が「船弁慶」で、私としては船弁慶のほうが見たい気もしたんだけど、金曜に行くのが嫌だなあと思って木曜にしました。
そんなに高いお金は出せないので、上の席だったんだけど、隣の人たちはもちろんオペラグラス持参でした。
私は肉眼で勝負です。
パンフレットによると、能の義経は子方が演じるものらしい。
「橋弁慶」は義経と弁慶の出会いの場面なので、義経が子方なのはわかるんだけど、それ以外でも子方が演じるのは、そのほうが舞台に立ってる二人が相殺しないからなんだってさ。
能にも流派があるのね〜。今日演じていたのは、観世流の観世銕之丞さん。
観世流といえば、観阿弥世阿弥ってことか!
子方、がんばってたね。ちょっと声が聞き取れなかったけど…。
狂言は「那須与一語」。狂言といえば「附子」か「木竜うるし」(両方とも国語の授業でやった)しか知らないし、両方とも笑い話というかとんちばなしというような、ちょっとくだらない感じのだと思っていたんだけど、今回のは一人で義経・那須与一・義経の家来・ナレーターの四役をやっていました。
くるっと振り向いただけで人が変わって、しかもそれが話し方とか姿勢とかでわかるっていうのがすごい。
能より狂言のほうがわかりやすいのね。
野村萬斎が演じていました。
そして落語。「源平盛衰記」を落語で語るという、なんとも不思議な話。
噺手は橘家圓蔵。落語を生で聞くのって、実は初めてだったりします。
これがおもしろかった。
要所要所で笑いをちりばめて話を脱線させて、でも大本はちゃんと平家物語を語っているのね。
最初に挑戦した人がすごいと思う。そしてこのために噺を練り直した圓蔵さんもすごい。
明日は立川談志が噺手なんだよね…明日のも聞きたくなっちゃったよ。
同じ噺が噺手によってどのくらいかわるんだろう。
歌舞伎「義経千本桜 吉野山」
尾上菊之介が佐藤忠信。静御前は中村芝雀という人。
動きがとってもしなやか。見ほれてしまいました。
話がもっとわかればもっと楽しめるのに。
この中では、佐藤忠信は狐の化身なんだそうです。
歌舞伎なのに、どこかメルヘン。一幕だけじゃなくて、一度全編通してみてみたいなあ。
「琵琶 祇園精舎」で〆です。弾き手は上原まりさん。
この人の名前聴いたことあるような気がするんだけど、有名な人なのかな。
琵琶の音はいい!昔の人もこうやって平家物語を聞いたのでしょう。
けっこう疲れていたし、あまり寝てないし、絶対寝ちゃうと思っていたんだけど、一度も眠くなることもなく終了。
好きなものには人間強いね。
当たり障りなく、というか、万遍なく?色々な伝統芸能に触れられたので、お得感を感じました。
演じ手の人たちもそうそうたるメンバーだと思うし。
なかなか楽しかったわ。
仕事で早退は無理だったんだけど、計算したら30分前くらいに着きそうだったので、思い切ってチケットを買ってみたのです。つっても買ったのは7月でつい最近まですっかり忘れてたんだけど…。
義経ブームにあやかって、という目論見に見事乗せられてしまったのね。
桜木町には一応ちゃんと予定通りついたんだけど、そこからおばあちゃんに電車の乗り方を聞かれたり、切符の買い方を聞かれたり(笑)
人が多くてちょっと迷いそうになったり。
結局時間ぎりぎりになってしまい、ウィダーインゼリーを飲んで着席。
せっかくだからおいしいものを食べようと思っていたのに…。
伝統芸能フェスというだけあって、能・狂言・落語・歌舞伎・琵琶と、まさにフェス。
能の演目が1日目は「橋弁慶」で2日目が「船弁慶」で、私としては船弁慶のほうが見たい気もしたんだけど、金曜に行くのが嫌だなあと思って木曜にしました。
そんなに高いお金は出せないので、上の席だったんだけど、隣の人たちはもちろんオペラグラス持参でした。
私は肉眼で勝負です。
パンフレットによると、能の義経は子方が演じるものらしい。
「橋弁慶」は義経と弁慶の出会いの場面なので、義経が子方なのはわかるんだけど、それ以外でも子方が演じるのは、そのほうが舞台に立ってる二人が相殺しないからなんだってさ。
能にも流派があるのね〜。今日演じていたのは、観世流の観世銕之丞さん。
観世流といえば、観阿弥世阿弥ってことか!
子方、がんばってたね。ちょっと声が聞き取れなかったけど…。
狂言は「那須与一語」。狂言といえば「附子」か「木竜うるし」(両方とも国語の授業でやった)しか知らないし、両方とも笑い話というかとんちばなしというような、ちょっとくだらない感じのだと思っていたんだけど、今回のは一人で義経・那須与一・義経の家来・ナレーターの四役をやっていました。
くるっと振り向いただけで人が変わって、しかもそれが話し方とか姿勢とかでわかるっていうのがすごい。
能より狂言のほうがわかりやすいのね。
野村萬斎が演じていました。
そして落語。「源平盛衰記」を落語で語るという、なんとも不思議な話。
噺手は橘家圓蔵。落語を生で聞くのって、実は初めてだったりします。
これがおもしろかった。
要所要所で笑いをちりばめて話を脱線させて、でも大本はちゃんと平家物語を語っているのね。
最初に挑戦した人がすごいと思う。そしてこのために噺を練り直した圓蔵さんもすごい。
明日は立川談志が噺手なんだよね…明日のも聞きたくなっちゃったよ。
同じ噺が噺手によってどのくらいかわるんだろう。
歌舞伎「義経千本桜 吉野山」
尾上菊之介が佐藤忠信。静御前は中村芝雀という人。
動きがとってもしなやか。見ほれてしまいました。
話がもっとわかればもっと楽しめるのに。
この中では、佐藤忠信は狐の化身なんだそうです。
歌舞伎なのに、どこかメルヘン。一幕だけじゃなくて、一度全編通してみてみたいなあ。
「琵琶 祇園精舎」で〆です。弾き手は上原まりさん。
この人の名前聴いたことあるような気がするんだけど、有名な人なのかな。
琵琶の音はいい!昔の人もこうやって平家物語を聞いたのでしょう。
けっこう疲れていたし、あまり寝てないし、絶対寝ちゃうと思っていたんだけど、一度も眠くなることもなく終了。
好きなものには人間強いね。
当たり障りなく、というか、万遍なく?色々な伝統芸能に触れられたので、お得感を感じました。
演じ手の人たちもそうそうたるメンバーだと思うし。
なかなか楽しかったわ。
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