ジョーデー。

2005年9月23日
待ちに待った「SHINOBI」の日。
忍者×オダギリジョーという、私たちにしてみたら夢のコラボレーションだったわけですよ。
「阿修羅城の瞳」を見にいったあの日から(いつだか忘れたけど)この日をどんなに心待ちにしていたことか!
でもさ、ふと考えてみると、あんなふうに有楽町にレッドカーペット敷いてアピールするほどの映画じゃないよね…。
オダギリジョー好きと忍者好きにはたまらない映画ですが、それ以外の人が見ても別にどうも思わないんじゃ…。
あ、それ以外の人は見ないのか。。。
話はそんなに期待していなかったのですが、うん、それなりの話でした。
もっと忍者シーンがたくさんあってもよかったのに、みんなけっこうあっけなく死んじゃうんだよ。
山田風太郎原作といえば「魔界転生」で痛い目を見ているので、免疫がついててまだよかった。
でも私の友達は「甲賀忍法帖」は面白かったといっていたので、もしかしたら原作はおもしろいのかも。
何はともあれ、オダギリジョーはやばい!
そして黒谷友香が意外な妖艶さを発揮していました。私あの人の顔あまり好きじゃないんだけど、とてもきれいだった。
ちなみに情熱大陸やらトップランナーやらで、ジョーは「SHINOBI」出演を断り続けていたと言っていましたが。
私からしてみたら、あなた以外の誰が忍者をやると!
と言いたかったので、熱意に負けてこの役を受けてくれて本当に良かった。
アンドゥーの「赤影」も素敵だったけどね。
でもアンドゥーは忍者タイプではないんだよ。。

そしてジョーデーと言うからにはこれだけじゃ終わらないんですよ。
第2弾「メゾン・ド・ヒミコ」。
私的にはこっちが本命。
ヒミコはとても混んでいて、私たちは忍を見る前に整理券と交換していたんだけど、朝の時点で、2回目までの整理券はほとんどなくなっていたみたい。
私たちが見ようとしてたのは3回目で、整理券が12フィニッシュだった。そりゃそうだよ、5時間前だよ…。
開場前のロビーにはそりゃあもう老若男女色々な人がいて、こんなに幅の広い客層の映画は久しぶり。
新宿だからと言うのもあるかもしれないけどね。
ゲイカップルと思われる人もちらほら。
静かで長い映画ですが、あっという間に終わった感というのはまるでないんだけど、でも長くても許せる映画だった、かな。
コミカルに見せるところあり、切なく見せるところあり、不自然な自然さもあり、淡々としながらもじんわりとした映画。
だったと思う。
ジョーの役って、もっと気弱くて静かな、っていうのを想像してたんだけど、気の強い感じでした。ちょっと危うい強さのある役。
それにしてもなんであんなにかっこいいんだろうか…。
もちろんジョーだけでなく、柴咲コウもほぼすっぴんなのにとてもかわいいし、意固地な役がとても上手。
まわりのオカマさんやゲイの人たちもとても温かくて素敵だった。
うん、これは見てよかった。
ジョーを抜きにしても見てよかった。と思う映画です。

次はいよいよ邦画部初の洋画「チャーリーとチョコレート工場」かも!

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索